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日別アーカイブ: 2024年2月8日

塗り替え時期のサイン

こんにちは、ネクストアートです。

少しずつ年数をかけて劣化していく外壁ですが、普段生活する中で毎日のように外壁の状態をチェックされる方はほとんどおられないかと思います。

お庭を手入れされているときや、何気なく外壁を見たときにひび割れを発見したり、藻が発生して外壁が緑色っぽくなっていることに、気づけばなっていた。など、メンテナンスの時期は予期せず急にきてしまうこともあります。

いつどのタイミングで何をすればいいのか。


今回は大切なお家の塗り替え時期はどう見分けるのか状態の深刻度も含めてお話ししていきたいと思います。

※「外壁塗装の必要性」←こちらから

まずは、外壁の劣化症状をご紹介します。

・表面の色あせ、変色
・鉄部のサビ
・チョーキング現象(白亜化)
・カビや藻の発生、コケの発生
・クラック(ひび割れ)
・外壁の膨れ
・表面の塗膜の剥がれ

上記の症状が一般的に確認できる劣化症状です。

こちらの症状を詳しく説明していきます。

 

・表面の色あせ、変色

この症状のみであればすぐに外壁塗装が必要というわけではなく深刻度は低めです。

新築ではおよそ5〜8年ほどで外壁が変色する症状が出ることがあります。

1度塗り替えをしている場合は塗料のグレードによってこの症状が出てくるまでの年数が変わります。

塗り替えてすぐはツヤツヤだったのに外壁の艶がなくなってくると色あせてきたように見えます。

これは紫外線などにより塗料の成分が分解されてきているサインになります。

 

・鉄部のサビ

こちらの症状はサビなので鉄製の素材が使われている部分に発生します。

よくある物だとベランダの手摺、ひさし、雨戸などです。

鉄製の屋根や外壁もあるのでその場合はサビに注意が必要です。

サビの症状を放っておくと、腐食して穴が空いてしまったり、鉄製でない所にもサビが移ってしまうので深刻にならないうちに早めのメンテナンスをおすすめします。

 

・チョーキング現象(白亜化)

この症状は表面の塗膜の劣化症状です。

表面を指で触ったときに白い粉がつくと劣化しているサインです。

塗膜が雨水や紫外線により分解され、塗料の顔料が粉状になって発生するものです。

この症状が発生すると塗膜の防水性能や防カビ性能などを失ってしまい、雨水や紫外線のダメージを外壁材が直接受けることになるので、外壁材を保護する為に早めの塗り替えをおすすめします。

 

・カビや藻の発生、コケの発生

カビや藻の発生は日が当たりにくい面に症状が出やすく、放置してしまうとどんどん広範囲に繁殖し、外壁だけでなく部屋の中にまで根付いてしまうと除去が困難になってしまいます。

最悪の場合、中の木材が腐食すると壁をめくって張り替える必要が出てきたりしてしまいます。

外壁を塗装でコーティングするか、築がまだ浅いうちに発生してしまった場合は消毒用アルコールか中性洗剤などで外壁材を傷めないように優しく擦って落としましょう。

立地条件によりあまりにも発生しやすい場合は早めの塗り替えをおすすめします。

 

・クラック(ひび割れ)

外壁にクラック(ひび割れ)が発生すると中に雨水が侵入する恐れがあります。

クラックを見つけてその部分だけ補修される方もおられますが、1箇所あると他にも数箇所発生している可能性が高いです。

また、補修しても他の箇所も次々と出てきたりと、イタチごっこになるので早めの塗り替えをおすすめします。

 

・外壁の膨れ

この症状は塗膜が膨れているのか、下地から膨れているのかで深刻度が大きく変わります。

どちらの場合も原因は中に水が回ってしまって起こっている可能性が高いです。

膨れが増えると、その分補修費用も膨らんでしまうので早めの外壁診断をおすすめします。

 

・表面の塗膜の剥がれ

表面の塗膜が剥がれてくると、塗膜の寿命が過ぎてしまって下地と密着していない状態であると考えられます。

1箇所剥がれると全体的に塗膜の寿命がきている可能性が高いので補修費用を少しでも抑える為に早めの塗り替えをおすすめします。


いかがでしたでしょうか?

どの劣化症状も大体同じぐらいの時期に発生してくるので劣化症状が一つでも見られたら塗り替えを検討していくことが望ましいです。

劣化症状の早期発見が大切なお家を守ることに繋がるので、是非皆さんも確認してみてください!

 

以上、「塗り替え時期のサイン」でした!